第2回 地域包括ケアシステム学会

視能訓練士の延原です。

当院のシステムの不具合で、少し情報発信が遅くなったのですが、10月1日に第2回地域包括ケアシステム学会が岡山医師会館でありました。昨年に続き、2回目の参加となったのですが、今回は当院での視能訓練士による訪問支援の取り組みを事例報告しました。

今回、報告した事例は視覚障害が進行し、在宅での生活に不安を抱いている独居男性の訪問支援についての報告です。検査結果からその方の見え方を想像し、不安な気持ちに傾聴し、まずは私達視能訓練士が理解者になることから支援を始めました。

訪問して分かるその方の生活から、アセスメントを行い、目標設定を行った上で支援を行いました。この男性は、訪問支援を通じて前向きな気持ちの形成を図ることができ、就労への意欲もみられるようになりました。今後も継続した支援を行っていきたいと思います。

今回の発表が、視能訓練士って何なのか、視能訓練士は地域で何ができるのかを知ってもらう最初のきっかけとなればと思っています。地道な情報発信が今後の他職種連携の布石になればな~と期待しています。

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