視能訓練士の延原です。
今回は当院の勉強会の一つをご紹介したいと思います。
テーマは視覚障害の方の介助についてです。
見えにくさにもいろいろあります。全体がかすむ方、見たい中心が見えない方、視野全体が狭くなった方…。
見えにくさに応じた適切な介助ができるように、見えにくさの体験、視野検査の結果の読み方をスタッフ全員で再確認しました。
実際に見えにくさを体験するために、百円ショップで購入した花粉症メガネを加工して装用しました。
視能訓練士という仕事柄、加工したメガネで視機能検査を実施し、正確に見えにくさを再現しました。
後輩視能訓練士の楢崎さんと一緒にメガネを加工したのですが、なかなかの出来栄えに二人とも大満足。
添付した写真は、加工したメガネで見えにくさを体験している様子です!
見えにくさを体験した上で、スタッフみんなで統一した介助の方法を習得しました。
今回の勉強会を通じて、患者さんの見え方に寄り添い、視覚障害の方も安全に、安心して受診できるよう、スタッフみんなで気持ちを新たにしました。