地域連携

視能訓練士の延原です。

先日、浅口介護支援専門員連絡協議会・浅口医師会合同研修会に参加してきました。
私は、視能訓練士にはめずらしく、介護支援専門員(ケアマネ―ジャー)の資格をもっていて岡山県介護支援専門員協会の浅口支部に所属しています。
これもレアです(^^♪。

研修内容はケアキャビネット「きびきび」グループの地域連携でした。
ケアキャビネットとは、他職種連携情報共有ツールのことで、医療・介護の関係者が、迅速に的確に患者さんの情報を共有するシステムです。
当院がある井笠地域では「むすびの和」というケアキャビネットが運用されています。
「むすびの和」というネーミング、とても素敵ですよね!

眼科に来られる患者さんも高齢の方が多く、眼疾患だけではなく他の疾患ももたれている方がほとんどです。
さらに、視覚障害者も高齢の方が多く、支援に際しては眼科だけの支援では小手先になってしまい生活全体を支えることはできません。眼科においても地域連携が必要なのです。

今まで、眼科が地域で連携することはあまりありませんでした。しかし、少しずつ眼科領域においても地域連携の必要性が言われてきています。
“目”ってどうしても後回しになってしまうのですが、情報の80%は“目”から入ってきます。
生活する上でも、リハビリをする上でも“目”からのインプットはとても大切です。

“目=見え方”の大切さを知ってもらえるように地域密着型の眼科専門クリニックとして地域連携ができるよう頑張っていきたいです!

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