当院スタッフのブログです。
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low vision交流会
視能訓練士の延原です。11月28日(日)にレティッサとオーカムマイアイ2の体験会と第2回ブラインドメイク説明会を開催しました。
レティッサとは、超小型プロジェクターで網膜に直接映像を投影する器械です。視力やピントに依存せず映像を視認することが可能です。株式会社シード 岡山営業所の河岡氏から簡単な説明をしていただき、実際に参加者の皆さんと体験しました。お一人お一人の視機能にもよりますが、比較的視野が広い方でデジタルデバイスの使用になれておられる方は、映像に臨場感があり好評のようでした。
オーカムマイアイ2は、小型カメラがとらえた文章を耳元のスピーカーから音声で聞くことができる画期的なAI視覚支援デバイスです。知りたいものを指さしたり、簡単な手のジェスチャーを認識してくれます。小型カメラは百円ライターぐらいの大きさでお使いのメガネフレームにも取り付け可能です。この製品は、本当にすごくて、縦書きも横書きの文字もしっかりと読み上げてくれます。読みたいものを提示する位置は練習が必要のようですが、こちらも大変好評でした。ただ、高齢者には読み上げスピードが速く感じられたり、抑揚がないのが聞き取りにくいという意見が聞かれました。また、読み上げる声が女性の声の方が良いとの意見もありました。
ブラインドメイクの説明では、冬のお肌の乾燥についてご指導していただきました。女性だけでなく、男性も髭剃り後などのスキンケアの大切さをお伝えいただきました。
コロナ禍ですが、開催時期や感染対策に留意しながら、皆さんと新しい製品を体験したり、お肌のお手入れのお話しを聞く機会をつくることができました。これからも、地域密着型の眼科として、皆さんがより良く、明るい気持ちで生活できるようなお手伝いができたらなと思います。



電子カルテ
視能訓練士の延原です。当院も電子カルテを導入して数年が経ちました。電子カルテはとても便利な反面、動作に不具合があると診療が完全にストップしてしまいます。こんな大事なシステムを日々陰ながら支えてくださっているのが、メーカーのSEの方々です。
眼科は、他の科の診療と違い眼科内で行う検査がとても多いです。多くの機器と電子カルテを結びつけ、電子カルテ上に検査結果を表示し、診察の結果を入力するようになります。よりスムーズに診療が行えるように、私達は細々とした改善の要望を度々お願いしています。時には難しい要望もあるようで、時間がかかってもSEの方々はシステムの更新やバージョンアップをしてくださいます。
いつも、“すごい仕事だなあ”と感じています。電子カルテ導入当初からお世話になっているシステム開発の方、SEの方、リモートで作業してくださるスタッフの方、皆さんに支えられて診療がスムーズに行えています。これもチーム医療の一つの形だなと思っています。感謝!



3歳児健診で屈折検査を!
視能訓練士の延原です。10月9日の山陽新聞に3歳児健診での屈折検査の導入促進の記事が掲載されていました。
人の視機能は3歳頃までに急速に発達して6~8歳頃に完成し、生涯の視力がきまります。3歳児健診は、視力の発達の遅れ(弱視)や眼疾患を早期に発見して治療につなげるための重要な機会となります。
3歳児健診の視覚検査は一次検査として家庭での視力検査と目に関するアンケートが行われます。しかし、家庭での検査は、子どもの集中力が続かなかったり、視力検査の理解が難しかったり、覗き見をしていたりすることもあります。正確に検査できていなくても“家庭で見えていた”となると、3歳児健診での二次健診は行われず、弱視の発見が遅れることになります。
そこで、これまでのやり方ではどうしても弱視を見落とす割合が高いので、日本眼科医会が今年7月に公表した「3歳児健診における視覚検査マニュアル」では、子ども全員に屈折検査を受けてもらい、次いで問診票の確認、視力検査結果の確認などを経た上での二次健診が紹介されています。
私達も、3歳児健診で屈折検査は既に導入していたのですが、子ども全員には行えていませんでした。「弱視見逃しゼロ」を目指して、来年度予定している近隣3市町村の3歳児健診では子ども全員に屈折検査が実施できるよう調整をすすめています。
弱視の子どもは50人に1人。3歳児健診で発見すれば、早期治療で改善します。お子さんの見え方で気になることがあれば、お気軽に田中眼科にご相談ください。
“STOP! 弱視見逃し” URL:https://youtu.be/ju-0ZrskOjQ

ブラインドメイク説明会
視能訓練士の延原です。8月1日(日)に予定通り視能訓練士・化粧訓練士の林泰子氏をお招きしてブラインドメイク説明会を行いました。4名の患者さんとご家族、音訳ボランティアはるか会の会員2名の方が参加されました。
ブラインドメイクは、視覚障害者のQOL向上に化粧が役立つことに着目した化粧療法で、鏡を見なくても指を使ってフルメイクできる化粧技法です。美容福祉学の研究者である大石華法氏によって2010年に考案されたそうです。
実際に化粧訓練士が行うことは、化粧の指導だけではなく、化粧品の選定のサポート、化粧容器の詰め替えなどのサポートもあります。また、洗顔や化粧水、乳液といった皮膚を健やかに保ち肌自体を整える基礎化粧についての指導も行ってくれます。
今回の説明会では、ブラインドメイクの概要の説明に加えて、実際に皆さんで眉をかく練習をしました。利き手の小指の腹に眉墨をつけ、両手を膨らませるように合わせ両手の小指同士をこすり合わせて眉墨を馴染ませます。その後、両手親指をこめかみにあて、眉墨がついた小指を眉頭からゆっくり小刻みに動かして眉をかきます。皆さん鏡を見なくても左右均等に眉をかくことができました。マスク生活において、眉をかくだけでも随分と印象が変わります。気分もあがります! 練習を重ねれば、口紅はもちろん、ビューラーを使ってマスカラをつけたり、アイシャドウやチークも使うことができます。
今後、当院ではブラインドメイクのレッスンを完全予約制で行うことができます。県内で実施できる施設は限られますので、ご興味がある方は田中眼科までご連絡ください。


訪問診療の見学に来られました
視能訓練士の延原です。先日、私の恩師である視能訓練士の深井小久子先生が当院の訪問診療の見学に来られました。
高齢社会になり、私達視能訓練士の仕事もパラダイムシフトしていかなければなりません。当院での取り組みを深井先生も応援してくださっていて、私達もとても励みになりました。個人眼科が果たす役割りが大きくなってきたこと、私達視能訓練士も地域で活躍していかなければならないことを改めてご教授いただきました。
私達を取り巻く状況の変化にどのように対応していくか、視能訓練士の専門性を高めつつ地域の皆さんの目の健康の向上のお役にたてればと思っています。

