スタッフブログ

当院スタッフのブログです。

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訪問診療を開始しました!

視能訓練士の延原です。3月29日から、田中眼科の訪問診療が始まりました!私個人としては、10年前からの目標だったので、この日を迎えられたことをとても嬉しく思います。院長をはじめ、看護師、事務員も含めて、スタッフ皆が眼科訪問診療の必要性を感じ、想いを一つにしてスタートできたこともすばらしいことだと思います。

“眼科の訪問診療”って何ができるの? と他職種の方にはよく聞かれます。今は、ポータブルの検査機器もあり、ご自宅や施設にいながら視力検査や眼圧検査、眼底検査、前眼部検査を行うことができます。必要な方には、眼鏡処方も可能です。もちろん、眼科でしか行えない検査もありますが、眼科の基本的な診療はご自宅や施設でも行うことができるのです。

今回、訪問させて頂いた患者さんも、診察後に目薬を追加処方したことで目が開くようになったり、在宅酸素を使用されていてもベットサイドの診療で身体に負担なく検査ができたりと、ご家族の方も大変喜ばれていました。また、ご家族には「見えん、見えん」と言われている患者さんも視力を測定するとよく見えていることが分かり、眼鏡を合わせ直しするとまたテレビを見ることができそうでした。

田中眼科の訪問診療は始まったばかりです。見え方から生活を支えるために、もっと効率よく、質の高い診療になるよう工夫をし、他職種の方とも連携できる訪問診療を目指していきたいと思います。浅口から眼科訪問診療のinnovationをおこしていきます!

【ピア交流会】みんなで、助六寿司!

視能訓練士の延原です。11月29日に、田中眼科に通院されている視覚障害の患者さんのピア交流会を開催しました。昨年に続き、元板前の患者さんによる料理教室「みんなで、助六寿司!」。

今回は、視覚障害者の支援に熱心に取り組んでおられる金光図書館のスタッフの方と浅口市の音訳ボ

ランティア はるか会の方とのコラボで、とても賑やかな会になりました。

見えにくさは人それぞれですが、皆さんとても器用に料理をされていました。お米を3升炊き、巻き寿司を20本、いなり寿司を60個作りました。地元寄島の脂ののったチヌのお吸い物も絶品で、とても美味しかったです。

視覚障害は外見からは分からないので、患者さん同士で見えにくさをお互いにお伝えしたりする場面もありました。自分の見え方を説明できるのも大切なことなんです。

金光図書館の方やはるか会の方からもとても有益な情報提供があり、参加者の皆さんもとても勉強になったようでした。いろいろなサービスや有益な情報があっても知らなければ利用することができません。今後もどんどん、いろいろな方と有機的な連携と情報発信ができるような取り組みを田中眼科で行っていきますね。

次回は、患者さんからリクエストがあった「防災飯」の交流会を開催する予定です。今年岡山県であった豪雨災害を教訓に、見えにくい方の避難をどうするか、避難所ではどうするか、自宅でできることは何か、そんなテーマで皆さんと学びたいと思います。「飯」がつく会なので、もちろん食事つきです。どんな美味しい防災飯ができるのか、今からとても楽しみです。

訪問診療の勉強に行ってきました!

視能訓練士の延原です。11月22日に総社市のあさのクリニックに訪問診療の勉強に行ってきました。私の他に看護師長の笠原さん、事務の山本さんも一緒に。

訪問診療の勉強に行ったのは、田中眼科においても訪問診療の必要性を感じているからです。浅口市も高齢化率が35%を超え、地域によっては50%を超えるところもあります。当院に長年通院されている患者さんも高齢になり、他の疾患等で通院が困難になっている方がいます。高齢になっても、平等に適切な眼科医療が受けれるようにという院長の想いを、私達スタッフも実践していく責務をひしひしと感じています。

あさのクリニックでは、実際の訪問診療の見学をさせていただきました。一番印象に残ったことは、患者さんの穏やかな笑顔です。本当に良いお顔をされているんです!浅野先生との信頼関係があってこそだと思いますが、スタッフ皆さんのチームプレイも抜群です。効率よくテキパキと診療をされていて、患者さんと接する時間をとても大切にされています。在宅でこんな医療が受けれることに感動しました。

また、診療報酬などの事務的なことや、浅野先生の熱い想いやビジョンをお聞きすることもでき、本当に充実した時間でした。ただただ、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回学ばせて頂いた事を、田中眼科の訪問診療に必ず活かしていきたいと思います。

 

あさのクリニック

https://asanoclinic.com/

 

新しい予約システムが始まりました!

視能訓練士の延原です。

5月7日より、新しい予約システムが始まりました。

昨年度から、患者さんの来院が集中して長時間お待たせすることが多々あり、大変ご迷惑をおかけしておりました。

院長、スタッフでその改善案を何度も話し合い、ようやく新しい予約システムを開始する運びとなりました。

新しい予約システムは、時間予約と順番予約に分かれています。

時間予約は、今までの予約と同じで、日にちと時間を指定して予約をおとりします。

順番予約は、当日の順番をとる予約です。時間予約の方が優先的になるのですが、今までと大きく違うところは、自宅や職場からインターネットや電話で順番をとることができます。順番の3番前までに眼科にお越しいただければよいので、眼科での待ち時間が大幅に短縮されます。

インターネットや電話で順番をとれるか不安という方は、もちろん直接眼科にお越しいただいてもいいですし、受付に電話していただいて事務員にご相談いただいても結構です。

眼科の受付に新しい予約システムのチラシも置いていますので、受診された際はどうぞお持ち帰りください。

ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくスタッフにお声かけください。

視覚障害者ピア交流会(2018年お花見!)

視能訓練士の延原です。

いつの間にか春が終わって、一気に夏のような暑い日が続いていますね。

さて、昨年に続き、今年も田中眼科に通院されている視覚障害の患者さんのお花見ピア交流会を開催しました。

しかし、予定していた4月6日はあいにくのお天気で、公園でのお花見は中止となり眼科での食事会に変更となりました。

眼科スタッフ、用具担当の眼鏡店スタッフも参加して、皆で話に花を咲かせて楽しい食事会でした。

今回は、参加者の方が遮光眼鏡という眩しさをとってくれるメガネの良さを話され、他の方にもよい情報提供ができる場面があったり、見え方の変化を話されて眼科受診の予約、治療に結びついた方がおられたり、とても意味のある会となりました。

最後には、「また、元気にお会いしましょう」と、長年当院に通院されている女性が挨拶をされ、次の会での再会を約束して終わりました。

同じ地域で過ごされる見えにくい方が集い、何気ない日々の日常や地元の話などを通じて、「見えにくいのは自分一人ではない」ということを知ってもらい、地域で元気に頑張っていこうという気持ちが芽生える会を今年度も続けていけたらなと思います。

来年は、満開の桜の下でお花見をしたいです!