スタッフブログ

当院スタッフのブログです。

ブログ一覧

防災ベスト・防災リュック

視能訓練士の延原です。4月1日から、浅口市では防災ベストと防災リュックが日常生活用具給付事業の対象になりました。日常生活用具等の給付は、障害のある人に日常生活の便宜を図り、その福祉の増進に資することを目的としています。県内はもとより、全国的にみても防災ベストと防災リュックが日常生活用具の給付対象になっているところは限られており、とても先駆的な取り組みです。

当院で定期的に行っているピア交流会で、浅口市の社会福祉課の課長さんが視覚障害者の皆さんお一人お一人にヒアリングをしてくださったのも今回の給付事業の一つのきっかけになったそうです。

西日本豪雨災害の時、真備地区の犠牲者51名のうち42人が要支援者だったそうです。また、避難所では大勢の人でごった返すので防災ベストの着用が推奨されています。視覚障害は見た目には分からないので、被災した際は周囲の人に見えにくいことに気付いてもらう必要があります。

当院に通院されている視覚障害の方も既に数名の方が防災ベストと防災リュックを申請されています。 西日本豪雨災害からもうすぐ3年、東日本大震災から10年、今一度防災について考える機会にもなりました。皆さんもこの先駆的な取り組みをご周知ください!

3歳児健診

視能訓練士の延原です。今年度から浅口市と矢掛町の3歳児健診の視覚検査を担当することになりました。浅口市の3歳児健診はコロナの影響で日程変更等がありましたが、様々な対策を講じて安全に実施されています。

器具の消毒や換気はもちろん、密にならないように受付時間を分散させたり、問診部屋にはアクリルパネルの設置、待合の椅子も間隔を空けて帰るまで同じ椅子に座ってもらうような対策がとられています。

3歳児健診の視覚検査は、斜視と不同視(屈折の左右差)、高度の屈折異常(遠視や乱視)の検出、これらに伴って生じる弱視の早期発見のために行われます。 検査は、屈折検査、視力検査、両眼視機能検査、眼位検査、眼球運動検査を行います。お子さん達が怖がらず楽しく検査ができるようにアンパンマンの視標を用いたり様々な工夫をしています。

視覚の発達にはタイムリミットがあります。視覚が発達する視覚感受性期は6~8歳ぐらいで消失すると言われています。そのため、3歳児健診でいかに視覚の異常をみつけるかがとても重要です。 お子さんの見え方に少しでも不安があれば、3歳児健診での視覚検査を必ず受けてくださいね。

待合
問診の部屋
視能訓練士もエプロン姿です!

無料送迎が始まりました!

視能訓練士の延原です。コロナ禍でなかなかブログの更新ができず、ようやく新規事業をご紹介できることとなりました。

当院に長年通院されている患者さんも、車の免許を返納されたり、ご家族の都合で予約時間に送迎ができなかったり、見えにくくなって通院が困難になる方が多くなりました。市内を巡回するふれあいバスもありますが、当院受診には利便性が悪いのが現状です。また、年金暮らしの中、往復1万円のタクシー代を払って通院されている方もおられます。

このように交通手段の問題で受診が困難になってきている方々を支援することができないか、この現状を改善すべく半年前から院長を中心に無料送迎事業の準備を行ってきました。コロナ禍ではありましたが、様々な準備が整い今月から無事に無料送迎事業を始めることができました。

無料送迎事業が始まって1週間。患者さんから「助かるわ~」と感謝の言葉を頂くことが多く、無料送迎事業の必要性をひしひしと感じます。

無料送迎事業は対象となる方とならない方がおられます。送迎ができる地域も限られておりますので、無料送迎をご希望される方は一度スタッフまでご相談ください。

送迎ドライバーの渡辺さんです!

2020年 ~新年にあたり~

視能訓練士の延原です。新年 明けましておめでとうございます。

今年も、地域密着型の眼科医院として新しい取り組みをいろいろと計画しています。学ぶことを忘れず、スタッフ一人一人が成長できる年になればと思っています。

2020年もどうぞよろしくお願い致します。

みんなで 炊き込みご飯!

視能訓練士の延原です。11月28日に当院に通院されている患者さんのピア交流会を開催しました。患者さん、眼科スタッフ、音訳ボランティアはるか会のスタッフ、浅口市の障害福祉部の課長さんも参加され、総勢23名となりとても賑やかな会となりました。
今回のメニューはきのこの炊き込みご飯と茶碗蒸し、チヌの吸い物です。途中、ハプニングもありましたが、最後には皆さんと美味しくお料理をいただくことができました。

障害福祉部の課長さんは、障害をもたれた皆さんに困りごとがないかと、お一人お一人にヒアリングをしてくださいました。私自身、皆さんの声を行政に反映しようとしてくださるその姿勢にとても感動しました。

田中眼科では、視覚障害の方の補装具や日常生活用具についての処方や指導を行う体制は整っていますが、今一番改善を望んでいるのが外出支援です。視覚障害の方には、同行援護という外出時の移動援護・移動に必要な情報提供をするサービスがあるのですが、制度はあっても実際に実施してくださる事業所が浅口市にはありません。交流会でも「みんなでイオンに行きたい」という声もあがっておりガイドヘルプをしてくださるボランテアの方でもいればと、いろいろ考えているところです。

ピア交流会を通じて、患者さん同士がつながり、関係機関とつながり、行政とつながり、すこしずつ輪が広がっていくのを実感するようになりました。見える人も見えにくい人も安心して生活できる浅口市になるよう、これからも微力ながら頑張っていきたいです。