【ピア交流会】2019.お花見

視能訓練士の延原です。今年も、毎年恒例になったお花見交流会を4月2日に開催しました。今年は、体調不良の患者さんが多く、参加者は少なかったのですが、こじんまりとした楽しい会になりました。

この日は、風が冷たく寒い日だったのですが、桜は綺麗に咲いていました。流石にお弁当を食べるには寒すぎたので、皆さんで桜を愛でた後は眼科でお弁当をいただきました。

いろいろな話題で話は盛り上がったのですが、特に私が印象に残ったのは、「見えにくいことを周囲の人に話せるか?」という話題でした。年齢や地域性、それまでの人間関係など様々な要因がありますが、抵抗なく話せて助けを求められる関係づくりが大切だなと改めて感じました。でも、実際はいろいろと難しいようです…。見える人も、見えにくい人も安心して、安全に暮らせる浅口を目指して田中眼科でもいろいろと取り組んでいきたいなと思いました。



「見え方の大切さ」を伝える

視能訓練士の延原です。
梅雨があけ、毎日暑い日が続きますが皆さま体調管理には十分お気をつけくださいね。

先日、同じ浅口市にある特別養護老人ホーム オペラハウス鴨方の職員研修で「見え方の大切さ」についてお話させていただく機会がありました。皆さん見え方については興味があったそうですが、今までこのような見え方の話を聞く機会はなかったようで、内容自体とても新鮮だったようです。

見える仕組み、見えにくいとはどういうことか、白内障・緑内障の話、見えにくさと介護領域の問題、現場で役立つ工夫という5つのテーマで盛りだくさんの内容でお話しさせていただきました。特に認知症と見え方の話には皆さんとても興味をもたれたようで、見え方がよくなれば生活(QOL・ADL)がぐっと良くなることを様々な報告と私自身が経験した実例で紹介させていただきました。

情報の8割は視覚からと言われています。実際に高齢者に関わる介護職の方が少しでも見え方に関心をもってもらうことがとても大切で、社会的・経済的意味があります。今後も地道に「見え方の大切さ」を他職種の方に伝えていきたいと思います。

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