みんなで 炊き込みご飯!

視能訓練士の延原です。11月28日に当院に通院されている患者さんのピア交流会を開催しました。患者さん、眼科スタッフ、音訳ボランティアはるか会のスタッフ、浅口市の障害福祉部の課長さんも参加され、総勢23名となりとても賑やかな会となりました。
今回のメニューはきのこの炊き込みご飯と茶碗蒸し、チヌの吸い物です。途中、ハプニングもありましたが、最後には皆さんと美味しくお料理をいただくことができました。

障害福祉部の課長さんは、障害をもたれた皆さんに困りごとがないかと、お一人お一人にヒアリングをしてくださいました。私自身、皆さんの声を行政に反映しようとしてくださるその姿勢にとても感動しました。

田中眼科では、視覚障害の方の補装具や日常生活用具についての処方や指導を行う体制は整っていますが、今一番改善を望んでいるのが外出支援です。視覚障害の方には、同行援護という外出時の移動援護・移動に必要な情報提供をするサービスがあるのですが、制度はあっても実際に実施してくださる事業所が浅口市にはありません。交流会でも「みんなでイオンに行きたい」という声もあがっておりガイドヘルプをしてくださるボランテアの方でもいればと、いろいろ考えているところです。

ピア交流会を通じて、患者さん同士がつながり、関係機関とつながり、行政とつながり、すこしずつ輪が広がっていくのを実感するようになりました。見える人も見えにくい人も安心して生活できる浅口市になるよう、これからも微力ながら頑張っていきたいです。

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